1月に滞在した北海道の二子渉さんのもとで再び、
3月に約1週間ずつ2回、育児&家事サポートをさせていただきました。
その滞在で得た気づきについてお伝えしています。
今回は「あーちゃんと遊びたい(後編)」です。
前回の記事はこちら
※「あーちゃん」は、昨年12月に誕生した二子さんの赤ちゃんです。
ある日の夕食後、
あーちゃんを囲みながらご家族で団欒していたとき、
桂子さんからフランス語について質問がありました。
「あーちゃんはママの宝物です、
って、フランス語でなんて言うの?」
(さすがマスター、すばらしい文章です…!)
そこから、「かわいい」や「とってもかわいい」、
「美しい」、「プリンセス」、「宇宙一」
といった単語や簡単な文章を紹介しました。
「トレビアン」で知られる
フランス語の「とっても」にあたる「très」は
フランス語独特の、喉を鳴らして発音するRがあるので
ときにみんなで爆笑しながら、
あーちゃんにフランス語で語りかけていたのでした。
そのご家族の光景を見ることも幸せでした。
そうした感動もあって、私もその日から、
あーちゃんと2人で過ごしている間は
フランス語でいっぱい話しかけたり、
私の大好きなフランスのミュージカルの歌を
歌ったりしていました。
そのうちのひとつがこちら
« Roméo et Juliette(ロミオとジュリエット)» より
« Aimer(愛する) »
ご家族がフランス語を喜んでくださったことを思い出すから
私の言葉に幸せのエネルギーが乗るのか、
私が日本語で話しかけるよりも
フランス語で話しかけた方が
あーちゃんは落ち着いている様子を見せてくれました。
というよりも、
あーちゃんの前世はフランス人かな?!
と想像したりもしました。
「あーちゃんはかわいい」
「あーちゃんは美しい」
「あーちゃんは宇宙一」

そうした文章を繰り返しているうちに、
私は『白雪姫ごっこ』を思いつきました。
ちょうど鏡があるお部屋だったので
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」
と。
「それは、あーちゃんです!」
と続けて言うと
あーちゃんが、鏡越しに私を見つめながら
とびっきりの笑顔を見せてくれるではないですか!!
感激と興奮で、
「そうだよね、一番美しいのはあーちゃんだよね!」
とダメ押しする私に、さらに笑顔でこたえてくれるあーちゃん…
あぁ~たまらん!
かわいすぎてずっと見ていたい!
何度も同じように繰り返しているうちに、
あーちゃんは「かわいい」や「美しい」という言葉に
特に反応していることがわかりました。
アイドルだ!
あーちゃんは、生まれながらのアイドルだ!
そして、あーちゃんが眠くなるまで
しばらく鏡で遊びました。