1月に滞在した北海道の二子渉さんのもとで再び、
3月に約1週間ずつ2回、育児&家事サポートをさせていただきました。
その滞在で得た気づきについてお伝えしています。
今回は「よく泣くあーちゃんと過ごす(後編)」です。
前回の記事はこちら
※「あーちゃん」は、昨年12月に誕生した二子さんの赤ちゃんです。
泣き続けるあーちゃんを目の前に、
私の存在そのものに私自身が罪悪感を感じることすらありましたが、、
それでも、二子さんご夫妻は、私を信頼してそのまま預けてくださっていました。
このおかげで、私は悲劇のヒロインになることもなく
(二子さんが「◯◯(自分の名前)劇場」と呼んでいる現象)
「成熟した大人の意識」であろうと立て直すことができました。
さらに、
ただひたすら、あーちゃんと「一緒にいる」ことを心がけていました。
「一緒にいる」も、GFLでは欠かせないエッセンスです。
ただ相手と「一緒にいる」だけで、
心が開かれていく感覚を味わうことができます。
そして、「自分の心を開けば、相手の心が自然と開いてくる」
というものです。
ちなみに私は、誰かと「一緒にいる」とき、
世界が広がっていく感覚になります。
あーちゃんを抱っこして、
あーちゃんの体温、重さ、泣き声を感じながら、「一緒にいる」。
赤ちゃんは、ヒプノ的にはずっと催眠状態にいるとも言われますが、
セッションでそうなるように、
私もあーちゃんと一緒に催眠状態になっていたように思います。
(通常のセッションでは、まずセラピストが催眠状態になりますが)
ぼーっとしながらも、感覚が研ぎ澄まされていくのを味わっていました。

GFL的に、思いをそのまま伝えることもしてみました。
GFLでは、不安な気持ちなども含めて全部伝えるということを学びます。
「今はあーちゃんが泣いていて、私、結構戸惑っているけど
本当は、あーちゃんと一緒にいられてすっごく嬉しいんだよ」
「あーちゃんがここに来る機会をくれたんだよね、ありがとう」
あーちゃんは、
静かになることもあったし、構わず泣き続けることもありました。
だから、
「二子さんみたいに、ちょっと歌ってみようかな」
「そろそろおむつじゃないか?!」
よく動くときには、「お腹が痛いのかな?」
となんとなく予測したりもしていました。
きっとこうして、どのご両親も試行錯誤しているんでしょうね。
そのうち、あーちゃんは何が嫌そうか(どこに触れたらダメか、など)
わかってきました。
しかし、それでも「あーちゃんが終始穏やかに私と過ごせる」までには至らないまま、
1回目の滞在を終えたのでした。。